「成功・勝利」の神様を祀る福島八幡宮の魅力を深堀!
九州の最年少宮司、福島八幡宮の吉開宮司が思い描く八女の未来
福岡県八女市に鎮座する福島八幡宮は応神天皇を主祭神とする神社です。
その宮司(ぐうじ)を務めるのが、20代で九州最年少宮司になった吉開雄基(よしかいゆうき)さん(以下、吉開宮司)。
今回は、若くして宮司になられた経緯と、神社・神職を活かした八女の地域活性への熱い想いをインタビューしました。
そもそも宮司(ぐうじ)とは?
神社神道の世界では、神社に仕えている人を総称して「神職」と呼びます。
「宮司(ぐうじ)」は、神職の階級で最も上の役職を示す言葉で、その神社で行なう祭祀の責任者であり、神社の維持などを行ないます。

Q.あたらめて自己紹介をお願いします。
Q.どのようにして宮司になられましたか?
Q.若くして宮司になられて大変だったことはなんですか?
Q.神社・神職を活かして八女の課題に切り込みたいとのことですが、吉開宮司が考える八女の課題は何ですか?
Q.それぞれの課題に対してどのようにアプローチしようと考えていらっしゃいますか?
「こんにちは。福島八幡宮の宮司を務めております、吉開雄基(よしかいゆうき)と申します。」
「家族代々、福島八幡宮の宮司を務めており、いずれは引き継ぐことを考えていました。大学卒業後に八女に戻り、今から神社の仕事を教わるという矢先に、先代の父が亡くなりました。そのあと、私が引き継ぐこととなりました。」
「神社の仕事を教わる相手も、相談できる相手もおらず、最初は1人でスタートしないといけない点は大変苦労しました。
大学から帰ってきたばかりで、ご近所さんも私自身も、お互いを知らないという関係性からのスタート。
神社は地域に密着し、地域の方に寄り添った存在であるべきだと考え、まずはご近所さんとの関係性を構築しようと行動しました。
私の存在をご近所さんや、氏子の方に知ってほしいと思い、まず最初にやったのは名刺を1000枚刷って名刺を配り歩いたことです。それと同時に神社の仕事を、自分で勉強しながらスタートしました。」
※氏子(うじこ)…氏神に仕える人。氏神神社の手伝い、寄付などを行う。

福島八幡宮の宮司を務める吉開宮司
「2つあり、1つ目は八女の若者離れと、2つ目は神社の後継者不足だと考えています。」
「1つ目の八女の若者離れに対しては、福島八幡宮で雇用の場を生み出したいと考えています。
八女での仕事の選択肢が少なく、好きなことや興味のあることを仕事にしに福岡などの地に出ていってしまうとういう、八女の若者が多く存在します。八女にはやりたい仕事がないと思われていることも少なくないのではないかと感じています。若者はエンターテイメント性の高い仕事に興味があると考えています。
なので、福島八幡宮で雇用を生み出す際も、エンターテインメント性の高いことをやっていくことによって若者の興味を引くことを意識しています。
現在福島八幡宮にはイラストレーターでありながら巫女をしている「巫女イラストレーター」がいます。御朱印や福島八幡宮のHPにあるかキャラクターデザインを手掛けてくれています。
このように、「神職×○○」を意識し、神職に加えて、若者の皆さんの個性や得意分野を活かせる場を用意したいと考えています。
そのためには若者の皆さんに、神職に付くことのメリットを伝える必要があると考え、これが2つ目の神社の後継者不足へのアプローチでもあります。神職に対して、かなり堅苦しいイメージを持っている若者の方が多いです。数百年の歴史がある家系で継承し、神明に奉仕し、祭祀を厳修し、礼節と伝統を守り…。もちろん、そのイメージが間違っている訳ではありません。
ですが、神職は身近な職業です。また、その地域に住む方や、全国から心の安らぎを求めて来られる方も多いので、人とのつながりを感じられる仕事であります。神社での参拝作法を知らないような若者がいないように、伝統を継承していく上でも大事な仕事だと感じています。伝統の継承と八女の未来に向けて歴史を守る誇らしい仕事であることは伝えたいです。」

若い神職が大活躍

巫女イラストレーターが手掛けた御朱印
「私はもちろん、福島八幡宮として八女への貢献・活性化をしたいと常に考えています。また、福島八幡宮が世界中の人に知られることも、八女への貢献・活性化に貢献するため、これからも様々な試行錯誤をしたいと思います。そのためには、八女の若者の皆さんの力が必要です。
これからも、八女の地域の市民の方に寄り添い、伝統を守り、未来を創る福島八幡宮であるために頑張ります。
今後とも福島八幡宮をよろしくお願いいたします。」
伝統と新しい文化の組み合わせ、神職の特長と若者の個性を生かした地域活性の在り方、なによりも吉開宮司の八女への愛をとても感じました。
取材に応じてくださった吉開宮司ありがとうございました!
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