こんにちは！　宮司の吉開です。
突然ですが、私の目標は「福島八幡宮を世界一の神社にすること」です🔥
この大きな目標の背景には、子供時代からの負けず嫌いな性格と、自分の好きなことは何事もとことん追求していく姿勢があると思っています。

＜福島八幡宮を引き継いだ経緯＞
大学卒業後、八女市に帰ってきてすぐに父が亡くなりました。そこから急遽神社を引き継ぐことになったのが6年前のことです。
これから父に神社の仕事を教わっていかなければいけない、そんな矢先の出来事でした。
実際に宮司の仕事をやり始めてまず感じたことは、神社界全体が衰退の一途を辿っているということです。今や多くの宮司が高齢化しており、さらには後継者がいない神社も多く存在します。
その理由はシンプルで、神社を引き継いだとしても経済的に厳しく、殆どの場合は日常生活がままならないからです。
私自身も例外ではなく、当時は「本当にやっていけるのか」という危機感を抱いていました。

＜引き継ぎ早々、様々な問題に直面＞
神社の宮司にとって、地域住民との関わりは重要です。大学から地元に帰ってきたばかりだった当時の私は、ご近所さんも知らない人ばかりという状況。これではダメだと思い、まずは自分の名刺を作ってご近所の皆さんに配って回ることから始めました。

さらに、神社の建物にも問題が…！😱　老朽化のため、専門家の方にこのままでは倒壊しかねないと言われてしまいました。これでは参拝者の方々が安全にお参りできず、神社としては死活問題です。
すぐにでも改修が必要な状況でしたが、それには当然お金が必要になります。当時はただでさえ経済的に厳しかったので、途方にくれてしまいました。

このような問題に直面し、もう普通のやり方では神社を守っていくことはできないと感じました。まったく新しいやり方で神社を盛り上げていこうと腹をくくったのはその時です。

＜これからの福島八幡宮＞
あれから6年が経過し、従業員も増え、今では私の想いに賛同してくれる人もたくさんいらっしゃいます。また、今年は社殿の大改修も無事に終えることができました。当時の苦しかった状況を思えば、考えられないくらいありがたいことです✨

私は何か悩みがあって福島八幡宮に訪れた人に、ここでお参りをして帰る頃には笑顔で帰ってほしいと願っています。また、私たちが神社界の先頭に立って新しいことにチャレンジしていくことで、神社界全体を牽引できるような存在になっていきたいと思っています。そのために、世界一の神社を目指して引き続きがんばります🔥